安藤昌益資料館では、この度、小惑星(21121)を安藤昌益と命名したことを記念して、名付け親の天文家渡辺和郎さんをお招きして講演会を催します。
土曜日の夕刻、広大な未知なる星空の話を楽しみませんか。
小惑星「(21121)安藤昌益」講演会
日時:令和6年6月22日(土) 17:30~
場所:八戸プラザホテル本館2階さくらの間
講演:渡辺 和郎(天文家)
入場 無料
申し込みは安藤昌益資料館へ TEL090‐2886‐8109
■国際天文学連合小天体命名委員会は、2021年5月14日発行の「WGSBN会報第1巻1号で「Andoshoeki(安藤昌益)」という名前の小惑星の誕生を報じました。
小惑星(21121)は、1992年11月16日に発見され、今日まで登録番号のまま、固有名詞が付けられないままの状態でありましたが、今回、命名申請の正式決定によって固有名詞「安藤昌益」が公表されました。
■小惑星「(21121)安藤昌益」は、やや潰れた楕円軌道で、太陽の周囲をおよそ3,76年かけて一周しております。その大きさは、反射率から直径3,7㎞ぐらいと推定されており、現在発見される小惑星の中では、大きな部類に入ります。
最近、地球に帰還し話題になった探査機「はやぶさ」が到達した小惑星「イトカワ」は直径500m、「はやぶさ2」での「リュウグウ」は700mしかありませんので、小惑星の中では規模の大きな惑星です。
■小惑星「(21121)安藤昌益」を発見した渡辺 和郎(わたなべ かずお 1955年5月1日生まれ)さんは、日本のアマチュア天文家。北海道釧路市生まれ。北海道釧路工業高等学校卒。日本天文学会・東亜天文学会会員。「北海道彗星・小惑星会議」代表。執筆活動や後進の指導のほか、800個以上の小惑星を発見した小惑星ハンターとして知られています。